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キングスマン:ファースト・エージェントのtoaのレビュー・感想・評価

3.2
"諜報部は鍵穴から部屋を覗くが、使用人は部屋の中にいる"
キングスマンて毎回世界観が違うのすごいですね。シリーズで一番リアル路線、というかもはや別ジャンルで描かれた結社誕生の物語。コードネームの由来が熱い。

イギリスは今も20世紀のリアリズム論に囚われている。いとこ関係の英独露王にラスプーチン、単純化しすぎではあるけどストーリー描写として巧いな、と。

レイフ・ファインズの役柄が、彼が演じたイングリッシュ・ペイシェントや007のマロリーを下敷きにして厚みが出ていたし、後半のアクションも還暦間近とは思えない立ち回り。リス・エヴァンスは流石のクセ役だった。
ポリーはちょっとかっこよすぎw
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