スタジオライカの作品としてはこれまでで最も低い全米興行成績に終わってしまった作品だそう。
見ればなるほど、これは全米でコケたのも分かる気がしますね。冒険の物語なのにまるでワクワクしない。一晩寝れば忘れてしまいそうな、全体的に引っかかりのないストーリーになっています。
作り手側もシナリオに自信が無かったのか、事につけて大音量のオーケストラで騒ぎ立てる。うるさい。アクション描写にはなかなか凝ったところもありましたが、肝心の英国紳士とその相棒の造形にも魅力は感じられませんでした。
最大の売りとなる映像は綺麗!ここだけは裏切らない。ただ、綺麗すぎてストップモーション感はほとんど感じられないですね。エンドロールでストップモーションアニメだった事をようやく思い出す。
自分は本編よりもメイキング映像がもっと見たかったかもしれません…。(笑)