ロードムービー好きは何も言わずに観ましょう。
偏見はいりません。
グッと来てジーンと来る作品です。
派手なシーンはありませんが、いちいちハートに刺さるセリフ、場面に出くわします。
施設脱出の時のブルース・ダーンの「ぶちかませ」からのパンイチダッシュに何故かジーン。
「俺の誕生日の願い事は全部キミにあげるよ」にジーン。
終盤、ピーナッツバター・ファルコンの登場に、客もワタシもテンション爆上がり。
ミック・フォーリー(レフェリー)の登場にビックリしたが、一線を退いた町レスラー役がハマっている対戦相手のジェイク・ロバーツからも良いお出汁が出ています。
ラストをもうちょい求めてしまった自分がいますが、観てよと訴えたくなる作品です。