特捜部シリーズで一番好きだった。
シリーズの中で一番重みのある作品で、一番人の愛とか友情とかに想いを巡らせた作品でもあった。
アサドは初めから慈愛に満ちた人物だったけど、カールは不器用がゆえにその優しさがうまく形にならなくて、見ていて歯痒かったりするけど、今回ある人物と対峙した時のカールは人の痛みを理解し優しさに溢れていた。
刑事としてではなく、一人の人間として対峙したカール。
デンマークだけではなく日本でも実際あった出来事が物語の重要なテーマとなっているけど、本当におぞましい。
重く苦しい作品だったけれど本当に見てよかった。
このメンバーで特捜部シリーズを続けて欲しかったなぁ。。。
復活はないんだろうか?