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特捜部Q カルテ番号64のLEGIONのレビュー・感想・評価

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
3.5
アパートの壁からミイラ化した3人の死体が見つかり、事件を紐解くために特捜部Qが被害者の過去を探っていく物語だが、トリックなど不自然なく仕掛けられてたり妙に緊張感のある世界観であったためミステリーとしてもサスペンスとしても質が高い作品に感じた。何十年も前の出来事と現在が同時的に描かれ、その中で段々と浮かび上がってくる真実はとても耐えられるものでなかった。
女性などが社会的弱者として見られる時代の残酷さや現代にも少なからず消えてない差別的思考を上手く作品に落とし込んでいた。
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