トム

エンツォ レーサーになりたかった犬とある家族の物語のトムのレビュー・感想・評価

4.1
●あらすじ
老犬のエンツォは、飼い主でありレーサーであるデニーの温かみを感じながら過去を振り返る。

●感想
家族であり、親友

なんて素敵な映画なんだ...

映画「ワンダフルジャーニー」に比べると、あちらは大衆向けという感じでお茶目さや犬のアホらしさがある犬。

逆にエンツォは利口な犬でナレーションが渋く、人生(犬生?)を語るにはもってこいの声。この渋みが哀愁を呼び、逆に良い映画感をだしてる。利口なりに面白さもあるからさらに良い。

BGMも美しく、どこかせつなく、しんみりした物語やエンツォの大人びている思考とマッチしている。

エンツォの人間ではないから喋れない腹立たしさがあったり、レーサーになれないのを自覚していたり、心の奥の悲しさが伝わってきてしんみりした。

うちの犬も車から風を浴びるのが大好きで、エンツォの車に乗ってる時の風を浴びてるシーンは感動した。

ラストは目から汗、出てた。

エンツォの声ケビン•コスナーってキャスト見て気づいたわw

アマンダ•セイブライトって、エマ•ストーンやダコタ•ファニングと脳内でごっちゃになる
トム

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