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ソウル・キッチンののんchanのレビュー・感想・評価

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)
3.8
再鑑賞のつもりで観たら、全然覚えていなかった😮予告だけ観てそのつもりになってたのか?
ファティ・アキン監督作品鑑賞7本目❗️


タイトルはレストラン🍽の店名であり、ソウルやロックがかかる♬ノリノリに楽しくて美味しいお店なんだけど...
そのお店が軌道に乗るまでのとんでもない様々な騒動をコミカルに描いたストーリー💫

オーナーのジノスはお店が乗っ取られそうになり四苦八苦。それは仮出所中のダメダメな兄がやらかした危機なのだが、それなのにジノスはギックリ腰になるわ、恋人は海外転勤で会えなくなるわ、倉庫に間借りしている爺さんは家賃払わないわで、もう何をどうしたら良いのか?始終てんてこまい。 
しかし、愛溢れる優しいジノスは、兄へも恋人へも友人たちにもみんなに優しくしてしまう。


アキン監督は移民たちの姿を描くのに長けている。本作でも主役も脇役も移民たち。
ソウル・キッチンの雇われシェフ、ホール係は不法滞在者だし、倉庫を間借りしているおじさんも、ジノスと恋に落ちるマッサージ師も。

不運続きのジノスが、最後の最後に逆転する展開は定石通りとはいえ心地良かった✨

"魂の料理人"が作る料理はダイナミックでシャレていてかつ美味しそう😋
ノリノリの音楽と🎶お洒落な料理でもてなす新しい"ソウルキッチン"に行ってみたくなるかも?

私のツボはシェフの台詞❗️
"売っちゃいけないものは
『愛とセックスと魂と伝統』"👍
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