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ソウル・キッチンのsonozyのレビュー・感想・評価

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)
3.7
ファティ・アキン製作・監督・脚本によるドイツのコメディ映画。
ヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞・ヤングシネマ賞をW受賞。
ハンブルクでB級レストラン“ソウル・キッチン”をスタッフ2人(ルチアとルッツ)と切り盛りする主人公ジノス。
恋人のナディーンが仕事で上海に行ってしまったり、服役中の兄イリアスが仮出所して店で雇わざるを得なくなったり、厨房の重い機材の移動で椎間板ヘルニアになったり、あこぎな不動産屋をやってる昔の友達ノイマンがこの店を手に入れるため色々と仕掛けてきたり・・と、散々な目にあう。
整体師アンナの治療で腰はなんとかなり、他の店を追い出された天才シェフを雇って新しいメニューで再開するものの、なじみの客は離れてしまう。
あるパーティをきっかけに若い客の評判が広がり店は大盛況に。ジノスは彼女のいる上海に旅立つべく店の権利を兄に譲るのだが、博打好きの兄はノイマンにハメられてしまい・・・ソウル・キッチン=みんなの心のレストランはどうなるのか?
何ともおバカすぎるジノス&イリアス兄弟!お店のムード、ソウルフルな音楽、出される美味しそうな料理!そして魅力的な3人の女性(ジノスの恋人ナディーン、店のホール係ルチア、整体師アンナ)。楽しめました。
※お店は、主人公ジノスに扮するアダム・ボウスドウコス自身がハンブルクで経営していたレストランをモデルにしているそうです。
(Netflix)
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