Toshiko

ソウル・キッチンのToshikoのネタバレレビュー・内容・結末

ソウル・キッチン(2009年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

原題 "Soul Kitchen" . 2009年、ドイツ、フランス、イタリア。
10年前の映画だが、つい最近まで知らなかった。映画専門チャンネルをつけっぱなしにしていたら始まって、数分流し見していたらすごく気に入ったのでゆっくり観たいと思った。これはあたり。通してみてもいい映画だった。
主人公のジノスはソウル・キッチンという名前のレストランを経営しているが、ダメ兄のイリアスに頼られたり、恋人とは遠距離になったり、ぎっくり腰になったりと、なんとなくついていない。そのうち、恋人のところへ行こうと店をイリアスに譲るが、振られてボロボロになって戻ってきたら、もう店は人手に渡っている。そこからの起死回生は必ずしも現実味あるものではないけれども、とにかくすべてが良いの。やっぱりジノスが好感度高いせいだと思う。一途だし、イリアスにも優しく、窮地に陥っても諦めない。久しぶりにこんな映画に出会えたので、とても嬉しい。私はこういう映画が好きなんだな。
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