クソ野郎すぎて笑えるっていう新手のユーモア。F××Kって何回言ってたんだろう。笑
当初この映画、日々をギリギリで生きてる人の苦しみとか、ギャンブル中毒の貧困層の悲哀みたいなテイストでくるのかと勝手に思っていたけど、フタ開けたらほんっとうにどうしようもない奴が早まってはトチッてギャアギャア喚いてを繰り返してるだけの映画だった(褒め言葉)。
なんかもうこの世の全てのクソ野郎成分を一つに詰まっているような奴で、
ムカつくけど憎めない、と、ぶん殴ってやりたいくらいムカつく、の中間の絶妙なところにいるのが好きだった。
だからこそ、愛人の前でビービー泣いてるのが悲壮感ゼロで死ぬほど面白かったり、最後の結末も悲劇的ではなくて「あ〜あ‥」という無に近い感情に落ち着く。
唯一、家族のことを一瞬でも気遣うところとかあって一応まだ良心があったんだなあと安心した。
いや、無いか。笑