Kei

The Strange Thing About the Johnsons(原題)のKeiのレビュー・感想・評価

4.4
他では味わえない





ボーは恐れているを見たいのだが3時間もある…見るべきかどうかを判断するためにアリアスターの作品を見ようということで鑑賞。

父親をレイプするというセンセーショナルな設定に報われないラスト。決して万人受けしないだろうが、あの覗き穴を母親がのぞいた時の感覚は今まで見た映画では到底味わえない胸のざわつきであった。なんだこの感情?
父親目線の作品だったのに途中で父親は退場。そこからは息子もしくは母親目線の物語になり報われない。怒りとか悲しみとかそういう単純ではない感情を強要してくるあたり他に見ない映画だと思う。30分映画だったが1秒も飽きずに見れた。

なるほど、事前に聞いていたのだが、これを卒業制作で作るのは普通でないしかなり尖っている。ただ制作費とか興行収入とかを気にせずに作れたということもあるのかも。
Kei

Kei