サメ映画、、と言うよりもパニック映画的な側面が強かった。だけどパニック映画としてはとても良質!!
バカげた規模の大爆発とアホみたいな量の水を使ってるタイプの映画だから、これは映画館で見たかった…
海洋生物としてのサメのおどろおどろしさや恐怖は「JAWS」の方が何枚も上手だけど、今作はパニック映画として良くできていたように思う!!
CGが流行る前のパニック映画って特撮でめちゃめちゃ頑張ろうとするからやっぱり見応えすごいよね。
それこそ「タイタニック」をはじめとする、「タワーリングインフェルノ」とか「ポセイドンアドベンチャー」あたりの古めのパニック映画って頭おかしいんじゃないのってレベルの水を使うけど、今作もその例に漏れずアホみたいな水量を撮影に使ってて見応えバツグンの映像だった!!
だからこそこういう作品はでかい画面で見たいよね…
サメもCGとリアルなやつを使い分けててなかなかよかった! JAWSの系譜を引き継いだ模型を使ったサメは迫力すごいしCGはまだまだ未熟なんだけど、わけわからん挙動したりバカみたいな速度で突っ込んできたりとこちらもすごくよかった!!
あとは何より先の読めなさがすごい!!
パニック映画って大体「あ〜こいつ死ぬな」とかが読めるんだけど、今作はそれを徹底的に裏切ってくるからすごい。「そこでこんなこと起こる??」みたいなのが一度や二度ではないから、よくもまぁここまでセオリーぶち壊せたなと正直びっくりした。