マッサージ屋2号店

ブルーアワーにぶっ飛ばすのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
3.0
箱田優子監督作品。
東京でCMディレクターをする女性が友達と地元に帰省する物語。

夏帆演じる夕佳は自称売れっ子CMディレクターだが仕事に不満を抱えている。
ある日シム・ウンギョン演じる友達のあさ美と夕佳の地元である茨城に帰り、家族の現状を目の当たりにするという流れ。

私は生まれてこの方、ずっと地元で生活しているので今作の主人公のように地元と疎まししく思うってのは無いんですよね。
こういう絶妙な人間と人間の距離感が当たり前になっているし。

でも都会に出た人間はそんな感覚になるんだろうな〜とは想像はつきます。
めんどくさいだろうな〜と。

そして実家の家族の荒んだ感じはキツイでしょうね。
だからこそ距離を取りたいのも分かる。
でも完全に離れられないというのも。

オチは今作のポスターの文章と夕佳とあさ美の最初に会ったシーンで何となく読めました。
2人の空気感が微妙にヘンだったし。
そういうところに逃げたいのも理解は出来る。