jocx

国家が破産する日のjocxのレビュー・感想・評価

国家が破産する日(2018年製作の映画)
3.8
難しいけど考えさせられる映画だった。一国の経済が破綻すれば諸外国に介入され、独自の経済が混乱させられる。数字に明るくないし、経済も初歩的なことしかわからないが、銀行と中小企業の関係性や富裕、大企業の癒着は分かる。ユ・アインの挑戦的で成功者になったけど、どこかに心を置いて行ってしまった姿は印象的だった。あの六龍を彷彿させる。キム・ヘスは優秀でも女性というだけでパワハラに合う正義感の強い女性を演じている。韓国も日本も変わらない。どの時代もどの国も、犠牲になるのは弱者で正直で優しい人だ。韓国版池井戸潤的な映画だった。経済を勉強する上でも勉強になる映画。中小企業にエールを送りたくなり、お金の怖さを知ることになった。
jocx

jocx