今、旬の話題であるからか、詐欺の現場は真実味があった。どこかまでが本当でどこまでが嘘かわからないが、ラストは安心するし、スカッとくる。韓国の警察の内情がこのままでいいのか疑問に思う。面白い作品だった。
ビックリするくらい良い役者が揃っている。なので、ストーリーが少々雑でも引き込まれる。自分自身の親しい人は他ではどのような顔をしているのだろうか?AIが本当なのか嘘なのか曖昧の中、届きそうで届かない男女>>続きを読む
すったもんだの撮影。個性的な登場人物、さまざまな拘り。年配の監督の取り残された感じが笑いを誘います。映画業界を垣間見られる面白い作品。
会話劇が面白くキャラクターが際立っている。タイムスリップの自由さもストーリーを楽しませてくれる。年代によって面白さは分かれると思うが、どうしても松村北斗と松たか子の実年齢が過ぎってしまい集中できなかっ>>続きを読む
役者が良すぎるのも良し悪し。どの役者も演技派なのに、陳腐に感じてしまう。ストーリーが壮大なのか、微細なのか分からない。問題定義は受け止めたが、中途半端な感じが否めない。めるるがいいセリフ言って世間の代>>続きを読む
噂に流されて恐怖に支配される人間の心が恐ろしい。何かを守るためなら弱い者の命を奪うことも厭わない、戦争と同じ定義だろう。シネマフェスティバル美術賞の大正時代の風景が、更にリアリティを持つ。関東大震災に>>続きを読む
『阪急電車』を彷彿さられた。1人だと感じた時、虚無感や寂しさを味わった時に観ると気持ちが軽くなると思います。そんなエールを贈ってもらえるとても優しい作品。出来過ぎという勿れ、人はどこかで繋がっていても>>続きを読む
とても面白い作品だった。そのまま日本に置き換えることもできる。いや、世界の誰もに置き換えられる。歳をとること、時代が変わること、終わってしまうものがあれば変わらないもの、残り続けるものもある。そこに心>>続きを読む
指揮者グスターボ・ドゥダメルが、音楽によって、政治混迷のベネズエラから子どもたちに音楽を与え希望を持たせる。政治批判をして追放。それでも音楽で光を照らす。最初から鳥肌が立つ。政治が芸樹に介入しても、芸>>続きを読む
薄幸なスレたが役が多くて、それを体当たりで演じている。河合優実の演技だけに惹き込まれた。心も体も健康的な時に見たほうがいい作品。
子どものころNHKの人形劇を楽しみにしていたので八犬伝には思い入れが強いので、八犬伝と滝沢馬琴の生涯を並べてやるには、どちらも物足りない感じになってしまった。あの膨大な物語を集約するのはとても難しいと>>続きを読む
子どもと動物には勝てない、というが泣いたり笑ったり、楽しい作品。動物に対する愛情がとても伝わる。いかに理不尽に処分される命が多いか。人もペットも命も皆同じ。思いっきり愛して責任持って育てよう。もっと知>>続きを読む
大馴染みのメンバーに個性的なキャラ。大門未知子の過去が分かる今回。だいたいの予想はついてしまいましたが、それでも面白い。何気ない加地先生の台詞にジーンとくる。人の命と向き合うって簡単ないようで難しい。>>続きを読む
記憶にあるシラク大統領。この陰にこんなに強いファーストレディがいたのが面白い。カトリーヌがとてもチャーミングに演じている。今だから話せることもあるだろう。映画としては充分面白かった
1人で戦うのではなく、仲間と力を合わせて冒険をする。それぞれの得意分野を生かして、信じてチームを一つにすれば、力は倍増。感動の基本、安心して見られる作品。
これはジョーカーというよりレディガガのための作品に見えてしまう。ミュージカル好きには楽しいけれど、あのジョーカーにそこまでのエンターテイメントが必要だったか、とは言ってもホアキンのタップシーンは見どこ>>続きを読む
今の韓国からは想像出来ない、軍事政権。正しい政治判断ができなくなる恐ろしさ。独裁政権は、自分の意見が言えなくなり、都合の良い人材ばかり登用すること。これからもソウルが平和でありますように。とても勉強に>>続きを読む
スティングが好きな人なら、分かってしまうかも。それでも楽しく見られた。伏線回収が面白い。続編あれば観たい。岡田将生好きならぜひご覧ください。
期待した展開とまるで違っていた。日常のあり得る感覚から超越したあり得ないフィクション。最後は何を見せられているのか分からないが、SNSの嫉みと人の恨みはどこでかっているのか分からない。奥平大兼君の飄々>>続きを読む
まさか泣いてしまうとは、ちょっと侮っていたけど伏線回収もあって面白かった。なんと言っても料理シーンは見どころ。お腹空いているとやられてしまいます。食の有り難さとフランス料理の奥深さを知ることができる作>>続きを読む
まるで知らなかった世界をとても身近に感じた。どこにでもいる家族だった。ただ聴こえない両親に聴こえる子どもがいるだけだ。同情は返っていらない。たくさん悩みを抱えて、挫折して、苛立ちをぶつけて、それでも受>>続きを読む
クリスマスに誰と過ごすか、肉親と過ごしたいけれど、拒否される。その中で、寂しいもの同士が揉めながらも寄せ合って過ごす。お互いが分かり合った時、本当に大切なものを知る。笑えるシーンもあり、楽しく観られた>>続きを読む
普通のようで、謎に満ちた人。どんどん壊れていくが決してオカルト的ではない。彼女がどうしてここにいて、このような行動に出ているのか、その謎が解けた時、だった一つの言葉に救われる。江口のりこさんの演技に引>>続きを読む
豪華な俳優陣と体の仕組みが分かって面白い。ちょうど、風邪をひいて久しぶりに熱を出したので、その前の無理が蓄積されて免疫力が低下していたことがよくわかる。感動シーンもあったりで、映画の中に引き込まれてい>>続きを読む
どん底を見た女性は強い。韓国のベテラン女優のカッコいい演技と本当に悪い奴らとどう対峙するか。アクションシーンが長かったが、この俳優を使ったら仕方ないか、と思わざる得なかった。頭脳戦もあったりで、想像以>>続きを読む
前半は気持ち良く観ていたのですが、後半になって少しモヤモヤしました。囲碁の奥深い精神性のようなものが、良かったのですが、過去が絡まって違う姿になり、人間の弱さが伝わってきた。草彅君は本当にいい人なんだ>>続きを読む
性別や人種、住む場所で差別される中、ひたすら指揮者になることを目指す。師匠チェリビダッケの言葉が言霊のように心に響く。ザイア・ジウアニはパリオリンピックの閉会式で初の女性指揮者としてディヴェルティメン>>続きを読む
原作がとても面白かったので、楽しみにしていた作品。浜辺美波さんはイメージ通りでした。カットされて削ぎ落とされた部分に好きな箇所があったのですが、この結末でも納得しました。若い役者さんのこれからが楽しみ>>続きを読む
年末には『くるみ割り人形』を観に行くが、この楽しいバレエ音楽からは想像し得ない私生活。特に美しい妻が、徐々に崩れて壊されていく。事実か嘘かわからないけれど、美しい音楽だけを観て聴いて、知らなかったこと>>続きを読む
ドイツに迫害されたユダヤ人のことは知っていても、ドイツ人が難民になったということは、当たり前のことなのに知らなかった。どこに正義があるのか?誰を助け、誰を憎むべきか。政治が絡み、思想が優先される中、狂>>続きを読む
途中から予想がついてしまう展開になった。パート1の猟奇的殺人鬼の怖さが全く無くなっていたのは、友情を手に入れたと思っているからか。韓国🇰🇷を絡めてきてスケールが大きくなったかと思いきや、それほどでもな>>続きを読む
隣りの住人がヒトラーだと思って、逃げたと仮定される隣人の尻尾を掴むことに奔走するのはコメディだけど、最後はよく分からなかった。設定は面白かったけど、ストーリーが少し強引すぎて、私にはもっと単純で良かっ>>続きを読む
名曲『ボレロ』ラヴェルがどのようにしてこの曲に辿りついたか、とても力強く音に色気があり、一定のリズムの中から生まれる高揚感。ラヴェルの人生を辿りながら、ボレロを聴きたくなる作品。主演のモーリス・ラヴェ>>続きを読む
戦争を心理作戦というべき気持ちの高揚感。ラジオの情報を疑わない市井の人々。1番恐ろしいのは全て正しいと思い込むこと。アナウンサーの葛藤が悲しく、最後まで伝え続けることに心を打たれる。森田剛さんと安田顕>>続きを読む
アイヌの映画はあまり無いので、とても興味深くみた。史実があったということでだが、映画だけではフィクションの要素が強くなる。アイヌの人がどのように追われていったか、もっと観たかった気がした。ストーリーに>>続きを読む
警察の闇、題材は面白かったけど先が読めてしまった。杉咲花ちゃんと安田顕さんとのやりとりに吸い込まれる。暴いたら危ない悪、その中で正義の犠牲になる命が切ない。