途中から予想がついてしまう展開になった。パート1の猟奇的殺人鬼の怖さが全く無くなっていたのは、友情を手に入れたと思っているからか。韓国🇰🇷を絡めてきてスケールが大きくなったかと思いきや、それほどでもな>>続きを読む
隣りの住人がヒトラーだと思って、逃げたと仮定される隣人の尻尾を掴むことに奔走するのはコメディだけど、最後はよく分からなかった。設定は面白かったけど、ストーリーが少し強引すぎて、私にはもっと単純で良かっ>>続きを読む
名曲『ボレロ』ラヴェルがどのようにしてこの曲に辿りついたか、とても力強く音に色気があり、一定のリズムの中から生まれる高揚感。ラヴェルの人生を辿りながら、ボレロを聴きたくなる作品。主演のモーリス・ラヴェ>>続きを読む
戦争を心理作戦というべき気持ちの高揚感。ラジオの情報を疑わない市井の人々。1番恐ろしいのは全て正しいと思い込むこと。アナウンサーの葛藤が悲しく、最後まで伝え続けることに心を打たれる。森田剛さんと安田顕>>続きを読む
アイヌの映画はあまり無いので、とても興味深くみた。史実があったということでだが、映画だけではフィクションの要素が強くなる。アイヌの人がどのように追われていったか、もっと観たかった気がした。ストーリーに>>続きを読む
警察の闇、題材は面白かったけど先が読めてしまった。杉咲花ちゃんと安田顕さんとのやりとりに吸い込まれる。暴いたら危ない悪、その中で正義の犠牲になる命が切ない。
こんなに悲しい映画はあるだろうか?沢山の不幸が重なってしまって、いつも上手く行かない。辛く儚い杏を河合優実が等身大で演じている。辛い場面が多いからこそ、人の優しさがとても悲しい。実話ということを考える>>続きを読む
行方不明の娘の捜索、時がたつにつれて、どこか不自然さも見えてくる。被害者家族はいつまで悲しみを背負っていかなければならないのだろうか?ネットの誹謗中傷や世間から忘れられていく恐怖、石原さとみの演技が凄>>続きを読む
クレオとナニーとの母娘のような関係がナニーのグロリアはアフリカに帰ってしまうことで、本当のグロリアの姿を知る。自分の子供は母親に任せて、仕事のために他人の子供を育てるグロリア。そのグロリアを追ってアフ>>続きを読む
今年で100歳という佐藤愛子先生、自分の時には当たり前のことが変化して、アップデートを求められる昨今。自分の人生に見切りをつける前に出会えて良かった。まだまだやりたい事、できる事沢山ある人に背中を押し>>続きを読む
三谷幸喜らしい笑いと展開。舞台を観ているようだ。今回は七変化の長澤まさみの演技に注目。あれこれ考えずに、笑えればそれで良し。
大好きだったドラマも出て来てテンションが上がった。スピード感と謎解き、そして根底に流れるテーマに惹きつけられる。私たちは自分の便利さのために、誰かの便利さを奪っていないか?機械的な対応をしているにもか>>続きを読む
人の良い感じのするハロルド、しかし、彼の抱えているものは底知れない。ホスピスにいる友人のために何千キロを歩く。その中で出会う人々、追憶、そして、意に反して有名人となり、本来の目的からかけ離れた時、真実>>続きを読む
母の誕生日に温泉に行くような設定だけど、実はこの母親が1番の曲者。こういう人、こういうシチュエーション、あるなぁと思う。三姉妹の性格の違いがよく表れていて、面白い。特に江口のりこの長女。対局にいる三女>>続きを読む
9.11以降イスラム系の人が不当に拘束された映画をみたことがある。今回は息子の奪還に母親が奮闘する。期待値が高かったので、少し拍子抜けした感がある。それでも弁護士と法廷でのシーンは緊張感があった。
まだまだ知らない事実。正義感あるイギリス青年がチェコのユダヤ人の子どもたちの命を助ける。簡単ではないし時間との勝負。迫った危機から子どもだけでも守ろうとする親、息子の仕事を信じて手助けする、ヘレナ・ボ>>続きを読む
大河ドラマを観ている人はツボにハマるシーンがある。紫式部や北条政子などどれだけ大河好きなのか、山本耕史の土方歳三は好きなキャラ。面白い設定だと思う。現代の政治も風刺していて楽しめた。
懐かしいキャラやアイテムなどを見る事ができて、見どころがある。なんと言っても有名歌手の挿入歌も聴きどころ。話題満載の今回、ヒュー・ジャックマンとライアン・レイノルズのはちゃめちゃ友情感だけでも楽しめる>>続きを読む
登場人物各々何か抱えている。それが解き明かされたのか、なかったのか?家族という関係性の単純且つ難しさ。誰か1人でも、
全てを理解しなくても、寄り添ってくれる人が側にいればいい、と感じられた。配役がとて>>続きを読む
ピクサー作品は裏切らない。感情に生命を与えるなんて、誰が考えついたか?前回より複雑になった感情。いい事も悪い事もありのままを受け入れる事。それが自分。展開が分かっても優しいディズニー。
この人が原子爆弾を発明しなければ、本当に戦争を終えることができなかったのか?今となっては分からない。分かることは原子力というエネルギーがあり、更に威力は増し、それを持っている国があることだ。戦争をして>>続きを読む
絶えず起こる竜巻にスリルと恐怖を感じ、この自然現象に立ち向かう人たちが魅力的。私は2Dで観たが、IMAXとかだともっと迫力があるのかも⁈と思う。以前もこのような竜巻研究の映画があったがずっと課題なんだ>>続きを読む
当たり前のバイパス手術も、たった1人の娘のために作られたが、それまでの苦労は計り知れない。人工心臓から着手するも、人工心臓とは何と難しいことか。人の体が簡単ではないこと、いかにして治療を発展させるか、>>続きを読む
速さと危険は隣り合わせ、あのフェラーリがいかにして美しいフォルムとスピードを追求したか、緊張感を持って見た。生きていく狡さやスマートさをアダム・ドライバーがいつもと違う雰囲気で醸し出している。安全運転>>続きを読む
時代を作り上げたスターの裏の顔。どこかおとぎ話のようだが、スーパースターがモンスターのようなハラスメントだらけの男ならスターと恋愛しても幸せになれない、愛情の転落が想像どおりの顛末だった。
ストーリーが分かっていたから、大切なシーンがどのように表現されているか、とても気になったが、期待通りだった。アニメーションやコミックを裏切らないキャラクターや風景、キングダムチームは映像からでもチーム>>続きを読む
かつては強かったバスケットボール部が廃部の危機に。寄せ集めのような部員が成長する話しはよくあるが、実話であるが故に感動が増す。交代選手がいない中でフルで出場する厳しさ。ラストは泣けます。韓国映画で観て>>続きを読む
コアな映画好きならとても楽しく観られると思う。懐かしい名前や作品がたくさん出てくる。今一線で活躍していた監督が水面下で頑張っていた時代、街の映画館がそこにあった。若松監督が描いた日本映画界は今存在して>>続きを読む
以前ジョンとヨーコの展覧会に行った時、「ジョンは出て行ったのではなく、ヨーコが追い出し、ヨーコはそのうちジョンは戻ってくると信じていた。」とあったが、見方が違うとヨーコは悪者だ。もうジョンはいないし、>>続きを読む
児童虐待や高齢者介護、過疎化などたくさん考えるところのある作品であった。虐待されていた子供との暮らしで愛情と過去を取り戻そうとするが、中でも奥田瑛二の演技は凄い。悲しくなるくらい衰えてゆく父親がすぐ側>>続きを読む
韓 脚本が韓国の人だからか哲学的な作品。違和感と共に引き込まれてしまうのは役者の演技のせいだろうか?主人公の行動や考えは不可解だけど、愛情なんて人の数だけあるのだから、誰かに迷惑をかけている愛情があっ>>続きを読む
戦争の犠牲者は亡くなった人だけではない。名もなき市井の人、老若男女関係なく身体も心も壊れていく。そんなじわじわ蝕んでいく様子がリアル。それを塚本晋也監督が素晴らしい映像と編集で表現している。大戦を知ら>>続きを読む
なんだか分からないけど、落ち込んだりイライラしたり…この作品をみていたら少しは楽だったかな。自分も理解できたし、理解されたかも…上白石萌音さんと松村北斗さんが程よい距離感で演じている。何より職場の人た>>続きを読む
女性が自由を手にする事難しさ。法律や規律は難しくても、心や表現力はなんと自由か。伊藤野枝の成長が吉高由里子さんの演技と重なって引き込まれる。ラスト野枝の写真が出た時、この人は本当に生きていて、礎を作っ>>続きを読む
突然現れた日本人女性との初恋。清原伽耶さんがとても印象的だ。台湾ジミーの過去と現在。一つの点が繋がっていく。物語は先読みできてしまうが、純粋なストーリーと豪華な脇の役者の隙がない演技、そして台南ののん>>続きを読む
アウシュビッツが題材の作品であるのに、所長家族の日常が描かれる。壁一枚の向こう側には何の配慮もない、それがかえってリアルだ。ラストの音楽がとでも不気味で叫びのようだ。時間調整でみたい映画の時間が変わっ>>続きを読む