このレビューはネタバレを含みます
東日本が壊滅の危機に晒されているほど深刻だったとは知らなかった…
チェルノブイリの10倍という表現は危機感を煽るのに分かりやすい表現だと思った。
東日本壊滅という最悪の事態を防ぐために苦渋の決断でベントという作業を施し、福島周辺が汚染したというのも、当時は全然知らなかった…
自分の命を懸けて、日本を守る姿勢がかっこいい。睡眠時間も食事も削って、対応してくれて感謝しかない。
変なタイミングで訪れる首相や、命令だと言って無茶な要求をしてくる政府が嫌な感じで描かれているなと感じた。
原発事故に対する米の支援は、受けても良かったんじゃないかと思ったが、調べてみると、米側の支援は原子炉の廃炉を前提にしたものだったため、日本政府は時期尚早と判断し、断ったようだ。
なるほど…