上層部と現場の意見の食い違い、現場で命をかける人たちとその家族…という定番パターンではある。
けれども私たちは実際にこれを経験したり、ニュースでリアルタイムで見ているわけで。そのほかのパニック映画や災害ものとは一線を画している。
それぞれの当時の記憶が呼び起こされて、観た人にきちんと届く良い作品だと思いました。
ただちょこちょこ挟まる米軍の偉い人が大統領に進言しているシーンや斎藤工のシーンなど、なんだか唐突で浮いてる場面が多く目についた。
ちょっと演出はしっくり来ない点が多かったように感じる。
渡辺謙が佐藤浩一の煙草に火を着けるシーンが一番決まってました。渋すぎる。
31/3/2021