このレビューはネタバレを含みます
福島生まれの者です。
当時、自分は新潟県で高校生として過ごしていました。
テレビを見ながらバイトの時間を待ってたら、突然流れてきた日本の事とは思えない映像に戦慄しました。
そして情報が明らかになってくると、どうやら福島の原発が危ないらしいと。
平和ボケしていた自分は、「まぁ、なんとかなるでしょ」といつも通りの生活を送っていましたが、その裏で命を懸けて日本を守ってくれた人達がいたんですね。無知な自分が恥ずかしくなりました。
当時の記憶では東電は世間からとても叩かれていた事を記憶しています。
勿論、映画として多少ドラマチックに演出してる部分はあるでしょうし実際、正しく綺麗な話ばかりではないと思います。
しかしながら、彼らが国民の命を背負い、命を賭して復旧作業をした事は紛れもない事実であり、リスペクトされるべきだと思います。
出来事を風化させずに、後世に伝える手段として、映画はとても素晴らしい手段だと思いました。制作に関わった全ての方に感謝したいです。さらに知を深めるべく、自分なりに色々調べてみます。
そして、件の復旧にあたった全ての方、本当にありがとうございました。貴方達のお陰で今の私が生きてます。
