2011年3月11日の東日本大震災(マグニチュード9.0、最大震度7)による福島第一原子力発電所事故を描いた2020年公開の若松節朗監督作品。渡辺謙、佐藤浩市等の演技派俳優により見応えのある映画になっている。
しかし、あの時、東日本は壊滅寸前で奇跡的に2号建屋爆発を防げたとは知らなかった。最も危険な場所から逃げず、命懸けでメルトダウンを防いだFukushima50の方々には頭が下がる。
しかし、当時の民主党の官邸を悪く描いているが、東電の役員達の隠蔽もあったと聞くので、一方方向からしか描いていないことに両手を上げて称賛は出来ない。原発に対する意識や、危機感を伝えるには良い作品だとは思うけど。