2000年のリドリー・スコット監督作品。出演はラッセル・クロウ、ホアキン・フェニックス、コニー・ニールセン、オリヴァー・リード、デレク・ジャコビ。第73回アカデミー作品賞。
二回目の鑑賞だったけど、うる覚えでした。将軍マキシマス・デシムス・メレディウス(ラッセル・クロウ)は皇帝アウレリウスとその息子コンモドゥス(ホアキン・フェニックス)の確執に巻き込まれて家族を殺され、自らも奴隷に堕とされる。そこからグラディエーターとして成り上がり、最後は敵であるコンモドゥスとハンディを負いながら一騎討ちをするというストーリーである。もちろん、アカデミー主演男優賞に輝いた主役のラッセル・クロウの演技は渋くて素晴らしいのだが、一番印象に残ったのは愛されない屈折した狂気の新皇帝コンモドゥス役のホアキン・フェニックスの嫉妬の塊のような演技が印象的だった。臨場感溢れる戦闘シーンは今観ても色褪せていない。