怖かった。銃が。
ガンアクション映画なんかと全然違う。
チンピラが撃ち合ってるのとは、
恐怖が違った。
ボーダーラインの製作陣てなってるから
あの冒頭の爆破シーンのエグさが
これに繋がってるのね
劇場が思いのほか混んでた。
真面目な映画だから、
もう少しまばらかと思ったらほぼ満席。
少年たちは「奪われた」と教えられた。
獣だと洗脳されてたな。
人ではないのだから慈悲は必要ない。
水が流れるトイレを初めて見た少年。
女の人を辱めるような事は、
たとえ命令でも出来ない、
大好きな家族の為に
お金を稼ぎたいと家を出て
家族に会いたくて涙を流す少年。
シッターのサリーに抱かれてた赤ん坊は、
恐らく将来にわたって、
お金に困る事はないだろうな
産まれながらにして
アブドゥルやザーラを怖がる人がいる
ディヴィットを意味なく憎む人がいる
最後は結局、大量の銃器を持った大人が
撃ちまくって彼らを一蹴した。
武器をたくさん持つ方が勝つ。
ただそれだけだった