このレビューはネタバレを含みます
何度も観るのはしんどいけど、1度は観た方が良い映画。
実話を元にしたテロのお話。
フィクションなら、「ここであの人が反撃して逆転して~」とか「ここからあの人がこうして~」とかそんな希望を持ってしまうシーンがいくつかあるけど、尽く打ち砕かれる。
私は「テロは悪だ。」って認識で生きてきたけど、行う側の視点も観れたのは良かった所。実行犯の幼い少年達の苦痛。
決して擁護している訳では無いけど、産まれる場所も文化も思想も宗教も選べない。
この作品を観ている時、特攻隊が頭に浮かんだ。
観ていて苦しさしか無いけど、観て良かったと思える作品だった。