風来坊

恐怖の臨界点の風来坊のレビュー・感想・評価

恐怖の臨界点(2018年製作の映画)
2.0
助けた患者から別荘に招待を受けた医師の夫婦。休暇を楽しんでいたところに犯罪者集団が現れ別荘に押し入る。暴行を受け重症を負いながらも夫は愛する妻を守る為に反撃するのだが…。アメリカ製のアクションスリラー作。

主人公は医師らしく命の重さについて語るが、それならなぜ狩りについて来たという感じでキャラがブレブレ…。
そして何なんだシャワー室での旦那の妄想は…気持ち悪いわ!
旦那役の人、演技が非常に臭いし目が怖いしで好きじゃないなぁ…。

悪党達との会話が長く前置きが長くてだれてきますね…。
人間の身体を熟知している凄腕の医者だとしても、胸を刺されてあれだけの時間を動き回れるのは設定として無理がありすぎですね…。

勝手に死んでいく悪党と何のインパクトもなく死ぬ悪党がシュール過ぎて笑けてきます。格闘シーンもノロノロだし今時の映画でこれは酷いです…。
ロバート・パトリックさんはおじいさんになっちゃいましたが、やはり悪役をやらせると力を発揮しますね。悪役として冷酷で嫌な感じがよく出ています。

ラストシーン…気を持たせなくても分かってるちゅうねん!
スリラーなのにテンポがグダグダで緊迫感もなく、主人公にも華がなく正直に申し上げて面白くありませんでした…。

まとめの一言
「どこが恐怖の臨界点?」
風来坊

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