き

オオカミの家のきのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
-
🐺🏠
立体と平面をどんどんと超えてくる、交差する。立体が構築されては溶けて再構築するという目が休まることのない永遠の運動がこんなにも不気味かと思い知らされてしまいめまい。グロテスクなのに目が離せない。アリ・アスターが惚れ込んだのも納得してしまう。尊厳を生み出すマリア、外にいるはずのオオカミの声はずっと家の内側からこだまする。内側から思想が腹を突き破るという感じ。
き