未々

オオカミの家の未々のネタバレレビュー・内容・結末

オオカミの家(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

昨日コロニア・ディグニダについては目を通していた

オオカミはコロニーやそこに属する人たちのこと
プロパガンダ映画の体ではあるが、ブタの姉弟は外にはオオカミがいるとオオカミを批判的な文脈で用いている

調べていたから気づけることもある
ハーケンクロイツのように発生して描かれる窓
否定的な者は排除される結末
コロニア・ディグニダがキリスト教の団体ならマリアや豚の意味もあるはず
ペドロもアナも?

全体の話に関しては、コロニーで育った少女はそこしか知らない、そのためそのようにしか他人と関係を築けないみたいな感想を先に見てしまったのでそう受け取ってしまった

エンディングの眠りなさいの歌は寝た子を起こすなみたいなことだとは思う
眠るのは嫌な夢を見るから嫌いみたいなマリアの台詞

生成されるマスキングテープを固めた人形、粘土でできた人形の顔が溶け落ちる、ずるっと床に落ちていく絵
ガラスにペイントしていて物理的にレイヤーを作っている画面もあった、二次元と三次元をこうも行き来するのね
ものすごい手間だ

よく寝てもやはりちょっと眠くなるものですね
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