moco

オオカミの家のmocoのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
-
壁も床も人形も凡ゆる物質が、生まれては死に生まれては死に...の繰り返しが怖かった。怖いというのは、なんか、人の念みたいな感じの怖さ。
作業の工程で、人の乱暴さや投げやりな感じも垣間見え、更に怖かった...
けど、そんなとんでも無く崩壊した造形や描写たちも、かなり描き込まれた描写や溶けてしまいそうなくらい美しいぬるっとした人形の質感に移り変わる瞬間があって、その落差がとてもよかった。
moco

moco