オオカミの家のけーしゅーのネタバレレビュー・内容・結末

コロニアディグニダの予備知識なく行ってしまい、終始？が飛び交ったが見終わった後に【コロニアの子供たち】【コロニア】を観ると合点がいった。
ストップモーションで粘土や壁の絵画などで人物を描いているが、それも相まって不気味な雰囲気となり、人物の表情やワンシーンワンカットの作品撮り、かなり手の込んだ作品だったと感じる。
内容についてはコミューンがコロニアディグニダのモチーフだったこと、オオカミはおそらく施設の人間の比喩、ペドロとアナが人間になっていく様はマリアの空想での表現、結局支配されていた者は支配してしまうという実に皮肉めいた内容だった。
短編映画の【骨】に関しては意味がわからなかったし後半でもいいと思ったが、前半に出すことによって本編の彩りをさらに良く見せるスパイスだったのかも？しれない。