まさに悪夢という表現がぴったりな映像。ストップモーション・アニメという形式を最大限に活かした激烈な不気味さ。独自性という観点においては、今まで見てきた映画の中でもトップレベルだと思います!
画面上の情報量が多く、無秩序かつ怪奇なのでよく分からなかったという人も多いかもしれません…。
「コロニア・ディグニダ」というカルト宗教団体を題材にしていること、監督は「カルト教団の宣伝物を作っているというコンセプトで制作を始めた」ということを事前に知っておくと理解しやすいかなと思います。
鑑賞したのは少し前ですが、今もな映像や主人公を呼ぶ気持ち悪く粘りっこい声が頭の中に染み付いています。もしかしたらこれが洗脳されるということなのかもしれません。