MikuOshika

オオカミの家のMikuOshikaのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
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現代アートで埋め尽くされた
ストップモーション作品。
題材にしている「コロニア」の内情をアートを使って、そこから逃げ出したマリアを中心に描かれている物語。
この施設では表向きでは労働と秩序を大切にと美しい施設をうたっていたもの
実際では子供たちに重労働をさせ洗脳し支配し虐待までおこなっていたという
なんとも地獄のような場所
そこから逃げ、オオカミのように追い続けてくる教団のニンゲン
その恐ろしさを
恐怖をも覚えるほどおどろおどろしく造られた人形たち。
そしてアリアスターが大絶賛するのも納得のいく展開。
評価は難しいところだけど
いまもなお、どこかしらでコロニアのような教団が存在し
行方不明者が絶えないという世の中が怖い。
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