芥川賞をとった時読んだんですよ。裏影。
はあ..。ふん..。
て感じだった記憶がある。
でも岩波文庫にもなって。今回の映画化を知った時、ほええって思ったんですね。
内容が難しいから、エンターテイメントとしての評価は低いけど、映画としての完成度とかめちゃくちゃ高いと思う。
あの言葉にならない行間や独特な雰囲気をうまく描いてる。
まず、音楽がいい。
2人の中の良さ。一緒に時間を過ごしてる2人の会話を流さないで、それが伝わる曲が流れるんだけど、すごくいい判断だと思う。
焚火のシーンも、ほとんの動きがない 静 のシーンなのに、ハラハラする。これは役者さんがいい。さすが。
怖いけど怖くない。
怖くないけど怖い。
でも、ああいう人って、いるよね。
影裏ねぇ..。
影の1番濃い所をみる、か。
もう一回、小説読み返してみようかな。