影裏の作品情報・感想・評価

上映館(122館)

「影裏」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

スタートからBGMが不穏で、おどろおどろしい曲につつまれ

ノワール映画の如く。闇を感じるスタートでした。

回想シーンに入ると綾野剛のやたらお尻や股間などの露出が多いシーンと岩手の自然が交互に来る岩手県PRムービーをみていると

ラスト30分には急展開!!
かと思いきやそうでもなかった。

しかし、松田龍平がいう
人間の影の深いところ(影裏?)を見なきゃダメという言葉にはぐっときた。

また、照明や人影的なものの撮り方は凄いのではないかと思った。

愛の考え方?
生きるとは?

という問いがあったようにも感じました
朝田

朝田の感想・評価

2.0
黒沢清組の常連スタッフ、芦沢明子が撮影監督を務めているだけあってショットの精度はかなり高い。何気ない日常の風景に不穏なムードを生み出して切り取った画面の数々。特に夜間シーンの撮影は非常に良い。闇夜の中の川の流れを切り取ったショットは、「散歩する侵略者」を思わせるような、エイリアンのような松田龍平の心の闇と、その蠢きを表したような心象風景に見え、戦慄した。冒頭にある筒井真理子を車の窓越しに捉えただけのショットは、光と影の奇妙な配置が、もはや幽霊がこちらを覗いているかのような恐ろしさすらあった。また大友監督らしからぬ、生活感溢れるディテールの豊かさによってスリリングさを生み出していく手法は目を見張るし、役者陣もそれぞれ好演している。前半から中盤にかけ、同性愛者のラブストーリー、サスペンス、男たちの青春ドラマとジャンルが不安定なまま進んでいく。それ故にどこに話が向かっていくか分からない緊張感の持続が生まれる。しかし、震災が絡みだす終盤になると、ほとんど日浅の過去を人物たちが語りだす凡庸なミステリーに落ち着いてしまう。そのため非常に間延びした印象が残る。大友監督の職人監督としての生真面目さが映画を歯切れの悪いものにしてしまっている。ラスト近くで綾野剛が会心の泣き演技を披露し、あまつさえそれを長回しで収めているのにも関わらずその後も後日談を描き続けるのは単なる蛇足にしかなっていない。もう少し観客を信頼すれば傑作になり得たであろう、惜しい作品。
物語と風景描写を絶妙なバランスで観せ、静かに深く心に入ってくる。
筒井真理子、中村倫也は一歩間違うとただのキワモノになりかねない役どころをうまく成立させた。綾野剛、松田優作の二人がそれぞれ背負ってきたものが印象深く浮き立つ作用をもたらした。

撮影芦澤明子&照明永田英則らベテランによるものか、特に前半から中盤に掛けて場面毎の充実度が高かったように見えた。
青春、恋愛、震災映画の3ジャンルを行き来する構成も挑戦的で、綾野剛と松田龍平の精神的&身体な距離感を我慢強く捉えていて、桃や釣竿など「性の暗喩」になりそうなものを淡々と男性二人の生活の一部として撮しきる辺りに好感を抱いたりした。
大友映画の中で一番戦略的。
みんな演技うま!
それがよく分かる作品でした。

綾野剛さんの演技やカットで、ん?もしや?と思っていたらもしやでした。

「影の一番濃いとこ見んだよ」がどこで放たれるか期待してたんだけど、なかなか良かった。
それで言うと、ひとりは初期段階で影を、もうひとりは一瞬あたった光をずっと見続けていたのかなーて。

ディテールは賛否両論だと思うけど、自信の体験になぞらえる事があれば、刺さる部分はあると思います。
筒井真理子の説得力、中村倫也の殺傷力は取扱注意なスパイス。インパクトが強すぎて本節が霞んだ。
カメラワークがあざとくて
ファンとしてはうれしい限りでした
綺麗すぎて
言葉が出ません
とくに足。

知った気になんなよ。
ってどんな気持ちで言ったのかな
その人の影の一番濃い部分って
誰にも知られたくなくて、自分で必死に隠してるのに、分かったふりしないでって気持ちになる
あれなんなんだろう。
怖かった

中村倫也がとても綺麗でした。
怒りの直人のときも、今作もそういう関係の2人にあんまり違和感感じずに観れたんだけど、
あの最後に出てきた青いシャツの男の人と、2人でいる綾野剛だけは違和感ありすぎて
なんであの人にしたん?って思った
じじじ

じじじの感想・評価

3.0
やっと今年1本目の映画見れた
綾野剛ファンにはたまらないだろうな
純文学が得意じゃないので終盤眠くなった
興味ない俳優が主演なら寝てたかも
特にファンではないけど綾野剛主演でよかった
中村倫也目可愛かった
川が綺麗だった
國村隼はさすがボソボソ喋りぽいのが迫力あった
理解するのが難しかったのでレビュー見てから
シーンごとを理解するのが楽しい
上映してるところが少ないからもう見ないけど
もう1度映画館で見たい
いちえ

いちえの感想・評価

3.6
性的マイノリティーではあるけどものすごく普通の生活を送っていて真面目で常識のある今野はちょっと危険で何考えいるかわからない日浅に惹かれていくのはちょっと憧れた部分もあったのかな?日浅も真面目で実直な今野にどこか惹かれたかもしれない。今野は日浅に自分の影をみて 日浅は今野に自分の光をみたのかなあ?
でもなぜ突然姿を消したのかを絶対に訊きたかったに違いない。日浅のいろんな一面を知るにつれ嫌いにはならない今野の愛を感じられた
それにしても綾野剛の普通の人を演じきるうまさといつ落ちるかわからない日浅の危なっかしさの演技素晴らしい そして映像綺麗だった
ちさと

ちさとの感想・評価

3.3
綾野剛、ハマり役すぎる。「怒り」のナオトを思い出した。儚くて繊細な演技にやられた。日浅という男、危険すぎるのに、魅力的。どんな影裏を持ってたとしても、今野の中では特別な人のままなんだろうなぁ。裏側、影の1番濃いところを見るとして、日浅は今野に自分にはない部分を見たのでは?とも思う。映画館で涙する今野を見て、直筆の文字に感情を揺さぶられる今野を見て、どうか幸せになってって思いました。
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