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クローブヒッチ・キラーのヒデオウのレビュー・感想・評価

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)
3.6
家族の絆と縛りフェチ殺人鬼
題材も良!
ジュブナイルみも良!
やってるのか
やってないのかい
どっちなんだい!
で進んでいくのも良!
と「良」要素が多いのですが
着地微妙で失速
最後の犯人とのやり取りを
もう少しじっくり見せて欲しかったかな
その上でラスト演説があれば
色んな解釈と説得力が増して
腑に落ちたのかも…

ちょっとあっさりスープ気味
基本的にこってりが好みですが
その中間のこっさりで締めて欲しかった
もう少し麺とスープが絡み合うような
ラストに向けての一体感が欲しかった
そこが物足りないから
あっさりと終わっちゃった感あります

宗教観の強い町
聖書に反する行動は
タブーとしてとらえる思想
ボーイスカウトの団長と言う立場
犯人の実在のモデルもいるらしいし
実生活の抑圧からの反動などで
シリアルキラーを
生み出してしまうのかな
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