あの!言わずと知れた!(?) 鮮烈18禁エログロムービー「八仙飯店人肉饅頭」「エボラシンドローム」を生み出した人気コンビ、ハーマン・ヤウ監督×名優アンソニー・ウォンの第4作目!
ザ・スリープ・カース 失 眠
【お前を殺すまで眠れない!】とまあインパクトありありなキャッチコピーがDVDに書かれておりますが笑笑 そういうテンションの映画ではない笑
今作は エボラや人肉饅頭と比べると、そういった"エログロ"に至るまでのドラマ部分がオカルト〜な雰囲気でしっかり描かれているって印象。
"スーパークレイジー極悪列伝"シリーズの中では二番目くらいにドラマ寄り。
一番は文句なしの「タクシーハンター」。
ただそこ以外で言えば、グログロ〜してる立派な香港三級片(香港18禁映画)!!
残念ながら エロはほぼ無いが、
蜂の巣アンソニー・ウォンだったり、
人食いアンソニー・ウォンだったり、
殺戮マシーン アンソニー・ウォンだったりと、エロが無い分のカバーが素晴らしい!笑
一番笑ったのが、新鮮な脳みそを病院で調達して、ドリアンに隠して香港へ持ち帰る何の迷いも無いアンソニー・ウォン! を スプリットスクリーン(分割画面)で演出するところ!笑笑
真面目な学者役なんだ 珍しいって思ってたら、真顔でテキパキと 死んだばかりの死体から脳みそ取り出したもんだから ほっと一安心大爆笑。
かと思ったら、ドリアンに隠された脳みそのカットで唐突なスプリットスクリーンよ!笑
こんなんデ・パルマも吹き出すわ!笑笑
ドラマ部分は思ってたより捻りがあって面白かったし、出てくる女優さんがとにかく可愛かったしっっ!
映像の質感がやっぱり 最近の韓国映画みたいに洗練された感じで「エボラ」とかとの雰囲気の違いにがっかりされたり、
演出も やけに合成お化けな 特殊メイクねーちゃんばかりが"ドドーン"と出てきたりするもんだから 失笑されかねないし、、笑
けれど、こういう画面の質感とかって"時代"なとこあるし、合成ドドーンな安い演出はむしろ香港映画っぽいし笑笑
香港三級片の代表作の一つとして、もっと注目されてもいいなって思う作品でした!