バニラ

ブラインドスポッティングのバニラのネタバレレビュー・内容・結末

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

黒人のコリンは刑に服役し保護観察中、幼馴染みの白人マイルズと引っ越し業でまっとうに働いている。
コリンは保護観察期間が残り3日となる夜、黒人男性が白人警官に撃たれるのを目撃する。
最初から最後まで凄かった。
オークランドが舞台、人種差別がここまで酷いのか、リアルに引き込まれた。
暴力の描写に始まり、見せる演出は衝撃でもあり、緊張感もあって怖かった。
主演のコリンにはダヴィードディグス、ワンダー太陽の優しいブラウン先生とは全く別のイメージで凄まじい演技を見せます。
映画祭なら主演男優賞に匹敵してる。
友人マイルズにはラファエルカザル、危ない怖さをずっと感じさせるのは演技力があるから。
子供が銃を手にするシーンは本当に怖かった。
コリンは無事、保護観察を終えることができるのか。
ネタバレ。

殺された黒人男性の無念さを感じ、見える幻想に悩まされる過程は、そうなるよ。
そして引っ越し先で白人警官と相対します。
引き金を弾くかは伏せておくこととして。
トリックアート「ルビンの壺」、1枚の絵で2
つの見方ができるこの絵だが、同時に2つを見れないと訴えテーマに問いかけてます。
マイルズしっかりしてくれ、コリンと同じ物を見れるのかな。
青汁飲んでる場合じゃないよ。
リアルに高得点。
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