【シリアスな緊張感をヒップホップで圧倒し、人種問題をアップテンポで刺激する】
take (Li) A chance !
ー当たって砕けろ!ー
自分じゃ見つけられんかった、めっちゃ良さげな雰囲気の作品☝️楽しみ😆✨
映画においては、エンタメ性とメッセージ性の比率は8対2くらいがちょうどいいって以前書かせてもらったんですが、まさかの共感の声が多数‼︎😆💕これは嬉しかったですねぇ〰︎
そして、なぜまたこれを書いたかというと…
はい、今作もそのテイストでした❗️
つまり、めちゃくちゃ良かった‼️
主人公はコリン(黒人)とマイルズ(白人)
ふたりは幼い時からカリフォルニア州オークランドに住む親友。
コリンは何やら事件を起こして保護観察下にあり、あと3日騒動を起こさなければ、晴れて自由の身。しかし、つるんでいるマイルズはトラブルメーカーで、何かと騒がしい性格で…
今作、ドキドキさせる演出が上手すぎる‼︎
まず設定からドキドキでしょ!?🫣
冒頭、白人警官が逃亡する黒人を撃ち殺す場面を見てしまうコリン
実は、そこに至る前からドキドキは巻かれてたんですよねぇ🤔門限に帰らないとあかんのに、マイルズ達に絡まれて帰るのが遅れる。帰り道、ただ赤信号を待ってるだけやのに、体感無限に感じる長さ。ここで信号無視なんかあかんで…もしバレたら…とかじゃなくて…とにかくあと三日…
っていう緊張感の中で…💥
さらに、
銃を持った幼児のシーンは心拍数えげつなかったし、
ラストは…うううううっっ😖😖
ただ、ドキドキにはメリハリがつきもの!テイストとしては、基本的にずっとBGMも相まって、とにかく明るいのよ‼︎😊✨
喋り倒してる友情バディ感が良い!
二人の笑顔が良い!
ヒップホップでノリノリ🎶
この感じ僕は好きやから、それだけで楽しい😆
(決して僕の性格はヒップホップではないんすけどね🤔映画のこういうシーンは好きなのです😊)
特にコリンを演じたダヴィード・ディグズのラップはすごい‼︎🤩
これは、自分が英語ネイティブじゃないから、良さが半分も分かってないと思うのが残念😢それでも圧巻よ!
ラファェル・カザルのマイルズは、ガチでイってたなぁ😧
いかにもワルそうなビジュアル😎
そして、どうやらこの二人が脚本を書いてるようで‼︎👏👏
カリフォルニア州オークランドは、アメリカで最も治安の悪いエリアとも言われているそう😳
映画では移住者が多い感じやったけど、実際もそうなんかな🙄
そんな地域で、自分のことをニガーと呼ばせるマイルズ。
コリンが収容されていた時も、何度も面会に行ったマイルズ。
それは、親友だから!
しかし、コリンは元カノに、マイルズとは縁を切れと言われる…!?
時系列を意識した、過去が明らかにされる場面は、引っ張った割にはちょっと微妙に感じた🤏
90分の中に、差別問題だけでなく、色んな要素が詰め込まれているのが凄く良かってんけど、
若干、何に対しての想いを爆発させてるんかがわからん時があったのは、
テンポが早くてついていかれへんかったand感性不足なんが明らかで悔しい🥺
この監督の作品をまた観たいし、
主演二人が本当〜〜に良かった!!
⚠️ネタバレ増える🤫
blind spotting
-盲点-
有名な「ルビンの壺」
"対面してる二人"にも"壺"にも見える絵。
あの絵を見た時、あなたはどちらを思い浮かべましたか?
そして、それはつまり、
"同時に二つのことは認識できない"
ってことに気づいてましたか?
これが現実なんよね。
ニガーって言われたら、思い浮かぶのは皆さんがイメージするニガー。
ね、今どんなことを思い浮かべました?
いくら理解しているからって、
いくら気をつけていたって、
いくら頑張ったって、
いくら友達だからって、
偏見が消えることはない。
理解と偏見の二つが共存した時、偏見が先に現れたら、その時は、今までの理解の意味なんてない。
そして、それが積み重なれば、無意識のうちに、"偏見ありきの理解"になってるっていうか。理解するのはとても大切なことやけど、もはやそんな次元じゃないんよ。
銃を持ちたいマイルズと銃を持ちたくないコリンの間にあったズレは、必然やったんや…
そこにも気づいてしまったコリン……
"黒人"という、僕らには理解したくても理解の難しい概念。その感覚に、恐らく生まれてすぐに気づかされる彼ら。
だからこそコリンは、殺された"仲間"の幻覚が見えていたんよね。殺した"憎い敵"の幻覚が見えていたんよね。
でもコリンは保護観察下というのもあり、とにかく冷静に、感情は押し殺していた……
だからこそ、銃を突きつけながらラップをぶちかますラストシーンの緊迫感がエゲツない🥺
グリルって、絶対つけへんけど、憧れる気持ちはわからんでもない😬🦷✨
けど…虫歯ロードまっしぐらやで、こんなの😅
💌→→→あちゃん
めちゃくちゃ良かった〜〜‼︎‼︎
ラストは圧巻やったね!
また新たな視点で人種問題を考えることもできたし、大満足!