口悪くふざけあいながら
共に生きてきたコリンとマイルズ。
根強く残る人種差別、
時代の変化と共に進む格差社会の中で
互いを見つめ直す。
「常に銃口を向けられている気分が分かるか。」
怒り、悲しみ、自尊心を訴える力強いラップに心を鷲掴みにされた。
決して口を閉ざしてはならない。
ブラックパンサー党が生まれた反骨心の強いオークランドの街、守りたい歴史と順応していくべき住民の葛藤を映し出す。
シリアスな内容にユーモアを融合した素晴らしいセンス!
抑圧された感情を吐き出す為に生まれたラップが、
今も昔も変わらない「盲点」を私たちに叩きつける。
これが今のアメリカだと。