こ

ウィーアーリトルゾンビーズのこのレビュー・感想・評価

3.8
金魚の短編が大好きで長編をやるなんてめちゃんこたのしみにしてた、!

オープニングで心鷲掴みにされる
わくわくがとまらない
だけじゃないのが悔しい

とげとげしくもありくすぐったくもあり
やっぱりことばのセンスとかリズム感がストレートにハマらない感じが好き、ちょっと恥ずかしいくらいの

たぶん監督のいろんな好き!なきもちが詰まってるだろうけど、それだけじゃない、ちゃんと周りも見てる感じがして
上映後のQ&Aで、ネタ案というわけじゃなくただただ日々気になったことをスマホにメモしてる、一万個くらい溜まってるって言ってたけど、そういう頭の中の世界があるから、退屈なものによくある自己満足感も感じないのかなとかおもったり
そういう自分の中のぐるぐるがあると、よりこの監督の映画を好きになるだろうなとおもう
いつもじぶんも世界に対して考え過ぎかなとおもうことがあるけど、それでもいいやっておもった

絶望ダサいとかあったけど、もはやゾンビとして生きたっていいか、くらいに思える
悲しい出来事があったから泣くとか、それが問題じゃないという気づき
いつもは電車乗っててもニュース見てても誰かといても生きるしんどさをすごく感じちゃうけど、今日は観終わって外に出たらリトルゾンビーズ口ずさんで走り出したくなって
こういう気持ちにさせてくれるから映画ってやめられない、


長編デビューでこんなに良い役者ばっかりで音楽も固めてきてて東郷清丸にいちばんびっくりしたけど、!あとから調べたら監督まさかの電通社員で納得した、、なんとなくちょっとさみしくなったけど、
今度はPVとかも撮ってほしい、もう撮ってるか

映像が強いだけに、流れとか展開の弱さが少し気になったけど、それでもこの映画があってよかったと思える映画だった、
こ