文豪太宰治と彼をめぐる3人の女性の苦悩と生き様を通して、太宰が「人間失格」を書き上げるまでを描いた作品です。
写真家でもある蜷川実花監督の作品だけあり、美しい映像と汚れた人の心のコントラストが素晴らしいです。
主役の小栗旬はもとより、宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみの熱演も見どころです。
三人の子役も可愛いです。
「きっとどこか壊れてないと書けないんです。小説なんて。これは新しい芸術を生む恋」
「人間は恋と革命のために生まれてきた」斜陽
「全部ぶっ壊して書く、書く、書く、書く、書く、書く、書く」人間失格
「生きよう」「逝きましょう」
「洗濯ですか?」「ええ、やっと晴れましたから」