人間失格 太宰治と3人の女たちの173のネタバレレビュー・内容・結末

劇場で1回目を観た
2回目は家で


死ぬ気の恋は死よりも苦しく生きるよりも幸せ
"全部ぶっ壊して書く"その背中を押したのは、
皮肉にも妻でおそらく太宰が一番尊敬し愛していたのも妻だと思う。この映画の一番美しく凛々しい登場人物も勿論太宰の妻の美智子。
死ぬ、死ぬと言って結局死をちゃんと恐れて生に拘っている。人間失格、失格。
所詮人間は、どこまでも人間だと思わされた。
"死の匂いに人は惹きつけられる。"
こんな危なっかしい人はいつの時代もほっておけないですね、
川の濁流のように溢れる魅力は太宰治。

大丈夫、君は僕を好きだよ。