KoheiOkutani

ジョジョ・ラビットのKoheiOkutaniのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.2
戦争もの、とくにナチス関連は基本的にヘビーになりがちなので、観るタイミングは慎重になっているのだが、
今作は予告もかなりポップな感じ。

週末に自宅で鑑賞。

前半のストーリーは予告通りで、そこからどういった展開になるかがこの映画の注目ポイントだったが、
いい意味で裏切られた形になった。
個人的に「予告編を超えられるかどうか」が、いい映画かどうかの判断基準のひとつになっているが、うまく練られたストーリーと、中盤から全く飽きさせない展開。
良作である。

コメディタッチだが徐々に戦争や状況のリアリティが増してくる。
登場キャラクターにもそれぞれいい個性がある中、
スカーレットヨハンソンがとにかく安定の演技で、
主演の子役2人をサポート、際立たせているように感じた。

耐えられないほどの悲しみもあるが、希望もある。
この手の映画にとことん弱い。

ぜひみてみてほしい。
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