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ジョジョ・ラビットのMのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

ポスターを見て、ベルファストっぽいなーとなんとなく見始めた。

ヒトラーをイマジナリーフレンドに持ち、ウサギを殺せなかったせいでラビットというあだ名をつけられた少年が、反ナチ活動をしている母親がこっそり匿っていたユダヤ人の女の子を家の中で見つけ…という話。

序盤の過激なユーモアに一瞬脱落しかけたものの、どんどんシリアスな展開になり、最後ド派手なシーンが一瞬あってから静かなハッピー(?)エンド。惹き込まれた。

少年が嘘ついて、バレて、引っ叩かれた後に、二人で下手なダンスをする最後のシーン、いいよね。ストレートに表現してないのに二人の心情がよく解る。そしてリズム感のないシュールなダンスに、その後の苦労や不安を感じさせるのは秀逸(気のせいか?)

あとこれは多分皆同意してくれると思うんだけど、友達のぽっちゃり少年、いいよね。笑

あの頃のドイツには、自分の信念を貫いた母のような人がいた一方で、表向きは意に反した行動をせざるを得なかったものの良心を捨てきれなかった大尉のような人もたくさんいたことは想像に難くない。自分がその状況に置かれた場合どんな行動をとるだろうか。。。

シリアスとコミカルを上手く融合させてイタリア映画みたい!思ったら、2024マイベストムービー暫定No.1の「ネクストゴールウィンズ」の監督!しかも監督ヒトラー役でご出演されている!
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