ジョジョ・ラビットのmaedaのネタバレレビュー・内容・結末

全編英語なのが気になったものの、制作国がドイツだったらこれは作れなかっただろうな…という作品。コメディとシリアスの塩梅が絶妙で、故に母親が粛清されるシーンの良い意味での「軽さ」が逆に生々しくて怖かった。
純粋無垢な子供であるが故にナチスに傾倒し、純粋無垢な子供であるが故に素直に(相手がユダヤ人であっても)愛することができる、子供達に対するそんな慈愛の眼差しも感じた。子供達は悪くない、全部大人が悪いんだよね。