パエリア太郎

ジョジョ・ラビットのパエリア太郎のレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.5
凄く観たい映画だったから試写会に当たって嬉しかった!
ちょーひさしぶりに六本木に行ったんですけど、六本木ってどのトイレも水洗センサーが敏感ですよね。港区の条例で決まってるんですかね?

めちゃくちゃ良かったです。
笑って泣けるとはこのことで、
オープニングからタイトルが出るまでで既に最高!後半はほとんど涙腺が緩みっぱなしで、はじまりも終わりも良い、オススメな映画になりました。

戦時下というシリアスな状況のなか純粋無垢な10歳の男の子視点が入るというアンバランスさが楽しいですし、実際に1戦争!戦争!と口にしてた子供が、見慣れた風景が戦場になることを目の当たりにしたときの表情だけで泣けちゃいました。
ギャグになってるセリフが立場が違えば、急に恐怖の言葉になる。
立場の違いでモノの見え方が残酷に変わるという緩急が戦争がテーマの映画としても深かったです。

映画の内容とは直接関係ないですが
"愛は最強"というキャッチフレーズはあってないというか、愛があってもどうにも出来ないやるせなさと、純粋な子供が自分の目で見て感じたことを信じたクライマックスで、愛だなんて言葉を使うと逆に話が矮小化しちゃうのでは??と思いました。

おしまい
パエリア太郎

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