Kenzo

ジョジョ・ラビットのKenzoのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

製作.脚本.監督、そして主人公ジョジョの空想上の友人アドルフ・ヒットラーまで演じてしまう、タイカ・ワイティティ。本作でオスカー助演賞ノミネートのスカヨハ、もはや名優と言って過言ではないS.ロックウェル。こんな強者に囲まれながら堂々と主人公を演じたローマン君は、末恐ろしい。
多感な少年の目を通して描かれる、ナチス・ドイツと戦争、そしてユダヤ人の事。
ユーモラスと暖かさ、時には残酷でリアル。色々な顔を持つ作品。

戦争が、終わってユダヤ人の少女エルサとダンスを踊るジョジョの幸せそうな顔。一瞬、母親役であるスカヨハそっくりって思ったのは気のせいだったかな?

スカヨハの演技は、涙ものだし、ゲイで有ることを隠している将校を演じたロックウェルも最高でした。
もちろん、チョビヒゲのワイティティも(笑)
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