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ジョジョ・ラビットのoggyのネタバレレビュー・内容・結末

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

戦争モノでありコメディであり青春ものであり、一言でジャンルを定義づけることが難しい不思議な映画。ストーリーももちろん面白いけど、ただどちらかと言うとなんというか、ショートフィルムをいっぱい見たいな〜と思ったり。というか、とにかく登場人物が一人残らず(いろんな意味で)めちゃくちゃ魅力的で、もっと彼らの日常を見たくて物足りないのかもしれない。
ジョジョもロージーもエルサもヨーキーも、"ヒトラー"もフィンケルもミス・ラームもみんな大好きだけど、個人的にはキャプテンKが余りにも良すぎた。最初は何だこの飲んだくれのいかにもイカれたおっさんは、と思ったけど、スカーレットヨハンソンが股間蹴り上げたシーンで一気に好きになった(笑)
エルサを庇う(という表現で合ってる?)場面はベッタベタな展開だけど、王道が好きな人間にはたまらない。ラストも然り。連射される銃の音が余りにも非情だと思わずにはいられなかった。

1番好きなシーンはジョジョが恋心を自覚するところ!たしかにロージーはお腹に蝶が舞う感じ、と言ったけれど、本当にその通りに可視化されていて笑ってしまった。でもジョジョの表情とぴったり嵌まっていて、とってもキュートで良かった。
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