ポップな映画だった。
最初戦争映画と言うよりコメディなのかな?と思うけれど、じゃあコメディ映画なのかと言われるとそうでもない。
絶妙なバランスの映画。
ナチスものでよく言われがちな「なぜ英語」という所や、ナチスをものすごくバカにしてる所はあるので、真面目に「戦争映画を観に来ました!」という人はスッと入れないだろうな、という感じ。
そういう意味ではアメリカじゃないと作れない映画だなと思った。
戦況の悪化や周囲の変化をハッキリ見せない所が、子供の世界から見える戦争ってこんな感じなんだろうな…とジワジワ納得させられる。
日本映画で言うならこの世界の片隅に的なゾーンなのかな。
まぁ全然違うけど。
ポップでコメディでファンタジーなちょっとギュッとくる映画でした。
余韻が強い。
あとサムロックウェルが超かっこいい。