笑って泣ける、最強のハートフル人間賛歌！
舞台は第二次世界大戦のドイツ。主人公は、ヒトラーにあこがれ、ナチズムに傾倒する10歳の少年ジョジョ。そんな彼が、自宅の屋根裏で見つけた隠し扉を開けてみると、中にはユダヤ人の少女が隠れていた・・！
「ジョジョ・ラビット」とウサギにたとえて弱虫とされた彼が、周囲の人々との交流を通じて成長していきます。社会の風潮に惑わされながらも、人として正しい行動をとるジョジョの勇気・やさしさに感動です。
ちょっと生意気そうな、それでいて純粋さを感じる瞳を持つジョジョ役のデイビス君は、すごく自然体に演じていました。人気が出そうです。
サムロックウェルはいい役もらいましたね。飲んだくれのダメダメ将校だけど、しっかり男気を見せてきて、こういう役を演じるとはまるな～と感じました。
スカーレットヨハンソンは、愛とユーモアにあふれ、ジョジョを導く母親役を、素晴らしく演じています。
早くも今年No.1の作品となるかもしれないほどよかったです！
それにしても、１月公開の映画は観たい作品が多すぎる！
本作の名言
Love is the strongest thing in the world.
「人は自由になったら踊るの」
「その子をずっと抱きしめていたいって感じるときがくる。それが恋よ。」
