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ジョジョ・ラビットのzawaのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
4.1
盲信のすごさ。子供は純粋だから強く信じ込む。
けど柔軟でもあるから違うと理解したら素早く切り捨てる力も持ち合わせている。

コメディを混ぜて戦争、人種差別に対する反論を示している。愛って言葉で全て片付けるのは違うと思うけど、救いの無い状況における愛の与える大きさが伝わる。

役者がみんな良かった。
子役の子達はみんな本当に純粋なんだろうな。
主演のローマングリフィンデイヴィス、八重歯を直してないのが最高。きっとこの後矯正するはずなので、貴重な瞬間。
スカヨハ母さんのあたたかさ、たくましさあってのジョジョ。
サムロックウェルはスリービルボードでオスカー俳優になったあたりから、賞レースに食い込む作品を見極める先見の明ありすぎ。そして演技上手すぎ。

この映画を英語を使ってハリウッド俳優を起用してアメリカで撮影することが正解だったのか、腑に落ちていないのでしばらく考えてみることにする。

20.02.02 シネシティザート
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