垂れ眉パンダ

ジョジョ・ラビットの垂れ眉パンダのレビュー・感想・評価

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)
5.0
泣いて泣いて仕方がないけれど、
笑って愛しくて仕方がない。



悲しくて、悲惨なことを伝えるだけが戦争映画ではないと思う。
この映画を見てこう思い知らされた。
当時の子どもにとってはそれが日常で、私たちと同じようにその日常の中で成長していたにすぎない。
ヒトラーを敬うことも、戦争に行くことも、ユダヤ人を迫害することも、日常だった。
そこにはきちんと営みが存在していた。


私の意見を批判する人は多いかもしれない。
けれど、ただこの映画を見てほしい、見てから考えてほしいと思うばかり。


映画の作り的には、
とても分かりやすいという言葉がいいかもしれない。
複雑な作りはせず、カメラワークも考えられているけれど単純
そこがポップさを生み出して、今っぽく、重くない作品に仕上がっているのかも