所沢

バルーン 奇蹟の脱出飛行の所沢のレビュー・感想・評価

バルーン 奇蹟の脱出飛行(2018年製作の映画)
3.8
東西ドイツ冷戦時代の心暖まる家族フューマンドラマ的なものを想像してたらぜんぜん違った。
これ何のジャンルになるんだろう?と思ってたらFilmarksは『スリラー』表記ななっていてなるほど。
でも中々ジャンル分けの難しい映画だと思った。
確かにスリラーだし、でもフューマンドラマ的な要素も少しはあったよね。
ジャンル分けの難しい映画は面白いのかもしれない。

映画開始からとても短い助走で飛び始めるみたいにストーリにエンジンがかかるのが早く驚いた。
それからはもうずっと緊張感ある雰囲気が終盤まで続き目が離せなかった。
スリラー的ドッキリ演出が何度も出てきたけど印象的だったのは、ホテルでお父さんが見た夢と終盤で警察が家を回ってピンポンしてドア開けたシーンかな。
ドキドキしたー。

息子ちゃん2人が良い。
長男の彼女顔が美しいヒール顔で良かった。
幼稚園の先生も敵か味方かわかんなくてめちゃくちゃ怖かった。

あんな側面がヒモだけのゴンドラで飛ぶの怖すぎる。
そこまでしても逃げ出したかったんだよね。

邦題で結末が若干ネタバレしてるので緊張しっぱなしドキドキしっぱなしだった私的には鑑賞中にすがるようだった唯一の安心感になってました。
所沢

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